いよいよ本当の最後のデート。

最後のデートの前日に

彼は同僚たちと送別会だった。

たくさん飲んだようでして…

安定の遅刻からのスタート。

しかもかなりの二日酔い。

🏩へ行きたいと言ったのは私。

お金も出すよって言った。

どうせなら、キレイな部屋で抱かれたかったから。

一緒にお風呂にも入りたかったし。

部屋に入ったけど、

二日酔いで半分死んでる。

最後のデートなのに、悲しかったな。

一人で寝てる彼を横目に

お風呂の支度したら、

彼も入るって。

お風呂に入ったら、ちょっと復活した。

愛の確認。

いつもはちゃんと避妊してたんだけど、

今日は安全な日だし、

彼に抱かれることはもう二度とない。

だから、中に欲しかった。

だけど、彼はくれなかった。

🔴「欲しかったのに…」

って言ったら、

🔵「誤魔化すために、帰ったら旦那さんともするの？」

🔴「そんなわけないじゃん…」

最低の男。

それが私が好きになった人。

そして嫌いになれない私。

心はざっくり切れて、

ダラダラ血は流れていたけど、

それでももう一度抱かれた。

本当に最後だから。

想像してた、理想の最後にはなれなかった。

幸せな気持ちで、お別れしたかったな。

彼がどんな気持ちで私を抱いたのか、

それもわからないまま…