分岐点
ホテルに行ったものの拒んだ私。
彼もわかっていたけど、
やっぱり迷ったみたい。
次の日、本当に困らせるならもう会わない方がいいのかな。って連絡がきた。
やっぱりな。
私は振られたんだな。
好きでも、求めるものが違えば、一緒にはいられないことはわかってたから。
だから、受け入れようって思った。
でも、涙が出てきた。
いつの間にか彼が必要な存在になってた。
もう会えないのは悲しかった。
本当に辛かった時に彼に救われて、
彼がいなかったらメンタル崩壊してたと思う。
だから感謝しかなかった。
気持ちに応えてあげたかったし、
私も彼に抱きしめられるのが大好きだったけど、
勇気が持てなかった。
40年以上、真面目に、清廉潔白に生きてきた私は、
理性とか倫理感とか間違わないことが正義だった。
人に言えないような悪いことはしたことがなかった。
そう思うのは仕方ないよ、
ありがとうって伝えたら、
俺はこれからも求めちゃうけど、
断ってくれてもいいから、
嫌じゃなければまた会ってほしい。
私は、また会うことを選んでしまった。
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