自己満足のひとりよがり

自己満足とひとりよがり。救いようのない内容だけど…不快な方はスルーでお願いします。

イケメン

彼はめちゃくちゃイケメンでした。


顔は…はっきり言って全然イケメンじゃない。

背も低い。

見た目は、フツメンだったけど、

この頃の彼は発する言葉が

何から何までイケメンだった。


いつも前向きで、

自分に自信を持っていて、

私が嬉しい言葉をたくさんくれたし、

説得力があった。

語彙力が高くて、

会話力や交渉力も高くて、

言葉選びが上手だったのよね。


そういう仕事の人だったからかな。

詐欺師じゃないかと心配になるくらい。

でも、そんな人とあまり関わったことなかったから、

やっぱり嬉しかったし、

どんどん彼を信じちゃった。


不思議なもので、あの頃はフツメンもイケメンに見えてたしなぁ。

好きという気持ちは、いろいろ狂わせるんだと知った。


何でも言ってほしい。

何でも言ってくれる関係になりたい。

どんなことでも受け止める。


言葉通りであって欲しかった。

疑いつつも、信じてた。

何がダメだったのかな…